2015年12月アーカイブ

教育の目的を達成するためには、その目的に相応した教育内容を編成することが不可欠となる。

教育においては、目斡に照らした教育内容の大まかなまとまりや分野のことを、「領域」と呼ぶことが多い。

たとえば、学校教育の2大領域といえば「教科と教科外」を指し、さらに国語科では「聞く・話す・読む・書く」を4領域という場合もある。

幼稚園教育要領の「5領域」に対して、「小学校の領域」という場合、学校教育法施行規則第24条「教育課程の編成」や小学校学習指導要領の教育課程の中の区分を指す。

現行の場合でいえば、「各教科・道徳・特別活動」の3領域である。

戦後の「小学校の領域」は、「各教科・自由研究」(1947(昭和22)年)、「教科・教科以外の活動」(1951(昭和26)年)、「各教科・道徳・特別教育活動・学校行事等」(1958(昭和33)年)、「各教科・道徳・特別活動」(1968・1977(昭和43・52)年)と変遷している。

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ミニ・スクール(アメリカ)

小規模経営の「フリースクール」型の学校のことをいい、父兄が教職員になっている場合が多い。

公立学校の枠外に設けられたものが多いといわれ、1970年代に入って一時800校近くが新設されるほどの勢いを示した時期もあったといわれる。

子弟から授業料を徴収しなかったり、一部の篤志家の寄付でやりくりしたり、さらに薄給で働く教師に支えられたりして運営されるため、財源基盤が不安定で、平均1~2年しか持続できない場合が多かったといわれる。

しかし、こうしたミニ・スクールの出現は、公立学校の教育のあり方を考え直させる重要な契機になったとも指摘されている。

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フリースクールということばは、きわめて多義的に用いられ、またさまざまに分類される。

すなわち、ニールのサマーヒルの影響を受けた古典的ブリースクール、画一的義務教育に反対する父兄と教師の共同小学校、反戦・女性解放などの政治的・社会的問題に関心をもつ高校、伝統的学校の厳格な3R's学習を重視するコミュニティ小学校、などである。

近年のアメリカでは、公立学校の枠外の、児童・生徒の自由と人間性を尊重する新学校のことを意味する場合が多い。

とくに1970年前後から、私立学校として開校されるのが急増したが、財源的基盤が弱いために1~2年で閉校になる場合が多かったといわれる。

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童心主義

大正デモクラシーは、前近代性から脱皮しようとする社会的・思想的動きを生むが、児童の分野でも、明治期の富国強兵の人材としての児童観から、子どもは独自の価値をもつ存在として改めて「児童の発見」がなされた。

子どもの個性を尊重し、自発性を発揮させることに重点が置かれ、児童芸術運動や自由教育運動などが関連して展開した。

中でも童心主義文学の開花としてあげられるのが「赤い鳥」で、ここでの「子どもの純性」をとらえた創作童謡・童話の運動は典型とされる。

彼らは、子どもを純真無垢なものとしてとらえ、これを「永遠の子ども」として人間の理想とした。

子どもの人間性を認め、幸福を願った点で優れた思想があったが、社会の現実の中で子どもをとらえられなかった弱さが批判・克服されていく。

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