童心主義

大正デモクラシーは、前近代性から脱皮しようとする社会的・思想的動きを生むが、児童の分野でも、明治期の富国強兵の人材としての児童観から、子どもは独自の価値をもつ存在として改めて「児童の発見」がなされた。

子どもの個性を尊重し、自発性を発揮させることに重点が置かれ、児童芸術運動や自由教育運動などが関連して展開した。

中でも童心主義文学の開花としてあげられるのが「赤い鳥」で、ここでの「子どもの純性」をとらえた創作童謡・童話の運動は典型とされる。

彼らは、子どもを純真無垢なものとしてとらえ、これを「永遠の子ども」として人間の理想とした。

子どもの人間性を認め、幸福を願った点で優れた思想があったが、社会の現実の中で子どもをとらえられなかった弱さが批判・克服されていく。

JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会

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このページは、-が2015年12月 1日 10:58に書いたブログ記事です。

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