ドルの還流の見事な企画は、すでに実行に移されているとのことだが、このために、一体、何百万人の血が流されているだろうか。
何百万人に悲惨な生活を強いているだろうか。
何千万人もから預金として集められた巨額のドルは、それを活用する企画によって、預金者の意思に関係なく、こうして人殺し用に使われてしまうのである。
企画は、恐ろしいことも平然とやってのける。
もちろん、これがあらゆる企画に共通する本質だというわけではないが、これも企画の一面であることは確かだろう。
企画の、この冷酷性を終始一貫して露骨に打ち出しているのが金融機関である。
そして、冷酷性を徹底して堅持し続け、人情やヒューマニズムには、いささかも妥協しない金融機関だけが繁栄している。
戦争煽動会議も、実際上は、自由主義陣営のドルを冷酷に活用して儲けるために、金融機関が企画したものである。
JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会