かつての里帰りは、挙式後の三日あるいは五日などの奇数日に、新婦が実家へ帰るというものでした。
現代では、この習慣にのっとって里帰りをすることは、めったにありません。
以前の里帰りは、新婦の骨休めと新婦側の関係者に対して、結婚のおひろめをするためのものでした。
現代は、両方の関係者を集めて披露宴をしますから、挙式後、特にあらたまっておひろめをしなくてもよくなったわけです。
このように、現代の生活習慣から考えてみても、あえて形式にのっとって里帰りをする必要もないように思われます。
では、まったくあいさつをしなくてもよいのか、というと決してそうではありません。
まず、新婚旅行から帰ったらその日のうちに電話で連絡を入れ、まとまった休みがとれたら、あらためて夫婦そろって出向くようにします。
JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会